大人気!京都の青蓮院門跡の見どころをまとめてみた

今回は、東山山系のふもとにある「門跡寺院(もんぜきじいん)」の「青蓮院(しょうれんいん)」をご紹介します。たいへん格式の高いお寺で女性に人気のお寺です。では、そんな青蓮院の見どころを見ていきましょう。

青蓮院ってどんなお寺?

名の通り、青く光って・・・るのではなく、上の写真はライトアップです。最近始まって幻想的なお寺になっています。

青蓮院は、京都市は東の方向の粟田口(あわたぐち)という場所にある天台宗のお寺です。別名で青蓮院門跡とも呼ばれています。開基(創立者)は天台宗の開祖で有名な最澄です。ご本尊は熾盛光如来(しじょうこうにょらい)です。

青蓮院は、三千院、妙法院と共に、天台宗の三門跡寺院とされています。「門跡寺院」とは皇室や公家の子弟が入寺する寺院のことであり、青蓮院は多くの法親王・入道親王(皇族出身で親王の称号を与えられた僧侶)が住職を務め、そのために現在まで高い格式を誇ってきました。

江戸時代には仮御所となったことがあるため「粟田御所」と呼ばれていた時期もあり、日本三不動尊の1つ「青不動」のある、お寺としても知られています。

青蓮院の見どころ

青蓮院の歴史の次は、実際の見どころをご紹介していきましょう。

青蓮院のクスノキ

青蓮院門跡の入口には大きなクスノキがそびえていて青蓮院の目印となっています。高さは最大で26mといわれています。

青蓮院庭園

Dragon Spirit pond (龍心池) in Sōami garden (相阿弥の庭園)
青蓮院庭園です。まずは龍心池という池があり その中心には8000キロを超える巨石があり、龍の背中を想像できるところから龍心池とよばれています。小堀遠州作と伝えられる庭園で、一面に霧島つつじが植えてあり、五月の連休の頃、一面を真っ赤に染めます。このことから「霧島の庭」ともいわれています。

また、小御所近くの庭には太閤・豊臣秀吉寄進の巨大な手水鉢(ちょうずばち)が置かれています。「一文字手水鉢(いちもんじちょうずばち)」と言われ秋には紅葉が巨大な水面にも映し出され、それは美しい風景です。

小御所(こごしょ)

江戸時代に京都御所が炎上して消失した際に、ここが仮の御所とされました。

光格天皇 明治天皇が小休止された場所でもあります。気品ある建物で襖絵もすばらしいです。

本堂

ご本尊様がまつられている本堂。まわりは竹林で竹の葉のサラサラな音と小川のせせらぎだけが聞こえる雰囲気は魅力的です。

ご本尊である、熾盛光如来(しじょうこうにょらい)の曼荼羅(まんだら)が安置されていますが、通常は非公開です。(天台宗開宗1200年を記念し、2005年9月28日より同年12月28日に公開されました)。通常は、秘仏扱いなので代わりにヒスイの石が安置されています。

宸殿(しんでん)

入母屋造り、桟瓦葺きの、寺内で最も大きな建物です。徳川家康の孫で武家から唯一、宮中に嫁入りした東福門院(後水尾天皇女御)の御所を移転したもので、明治26年(1893年)に焼失しましたが、その後再建されました。

宸殿は門跡寺院特有のもので、主要な法要はここで行う。ご縁のある天皇及び歴代門主の御尊牌がおまつりされています。宸殿前に右近の橘、左近の桜を配するのは、京都御所の紫宸殿と一緒で歴代天皇の御霊がおられるという意味になっています。

映画と青蓮院の関わり

青蓮院は、大正時代から昭和の時代にかけて、映画の撮影場所として門前の様子が人気を集めました。格式の高いお寺なので、お寺の中での撮影は許されませんでしたが、門前の撮影だけは許されました。

この時代の撮影のお礼金は映画館の招待券十枚ぐらいで、当時で五円ほど、これは一流ホテルの一泊料金に相当し、現在なら二万円弱というところだったといわれています。

青蓮院の門前の厳めしさと気品が雰囲気に合い、各映画で「町奉行所」とか「大名屋敷」として多用されました。近年では2010年公開の「大奥」で主役の「嵐」の二宮和也さんや玉木宏さんが、大奥内でお香を楽しむシーンでこの青蓮院が使われ、多くのファンの方が訪れています。

京都駅などからのアクセスは?

京都駅を始め京都市内各所からのアクセスは下記の情報を参考にしてください。

JR京都駅からなら、京都駅前にある市バスターミナルから
A1乗り場 5系統 「神宮道」下車徒歩約3分
D1乗り場 100系統「神宮道」下車徒歩約3分

四条河原町からなら
5系統「神宮道」下車徒歩約3分
46系統「神宮道」下車徒歩約3分

四条大宮・四条烏丸・四条京阪からなら
46系統「神宮道」下車徒歩約3分

青蓮院 
拝観時間 9:00~17:00 受付16:30終了
拝観料金 大人500円、中高生400円、小学生200円
団体(30名以上)
大人450円、高校生350円、中学生300円、小学生200円

青龍殿・青蓮院共通券大人1300円

最後に

いかがでしたでしょうか?ほかにも青蓮院は紅葉の名所でもありながら、意外な穴場スポットなので、静かに紅葉を楽しみたい方はぜひ立ち寄ってみてください。

また、毎年、春と秋に夜の特別拝観として、ライトアップも開催されています。工夫がこらされたライトアップは一大エンターテイメント!青く光る庭はまるで海のようです!昼間は紅葉を夜は光の海を鑑賞してはいかがでしょうか。それでは。

青蓮院の記事はこちら。
【将軍塚】青蓮院の青龍殿は京都を一望できる隠れスポット


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