京都鉄道博物館に保存されている車両一覧

京都鉄道博物館は、広さや規模もJR東日本の鉄道博物館や、JR東海のリニア・鉄道館を超えた日本最大の鉄道博物館です。もちろん、展示されている実際に使われた車両も日本最大で実にその数は50両を超えます。今回はそんな展示されている車両のすべてをご紹介します。

収蔵数

館内の収蔵車両数は全53両で、蒸気機関車が23両、電気機関車が5両、ディーゼル機関車が2両、電車が5両、気動車が1両、客車が9両、貨車が2両、新幹線電車6両が収蔵されていてまさに日本最大を誇ります。

蒸気機関車

●7100形 アメリカのH.K.ポーター社製 明治13年にアメリカから最初に輸入された蒸気機関車で「義経」と名づけられました。

●1800形 イギリスのキットソン社製 明治14年にイギリスから輸入された最初の勾配線区用の蒸気機関車です。

●1070形 イギリスのダブス社製 明治34年に明治期の6200形から改造された蒸気機関車です。

●230形 日本の汽車製 明治36年にイギリスのスタイルを持つ現存する国産最古の量産型蒸気機関車です。

●8620形 日本の汽車製 大正3年に造られた日本で最初の量産タイプの旅客用蒸気機関車です。

●9600形 日本の川崎造船所製 大正3年に造られた日本で最初の量産タイプの貨物用蒸気機関車です。

●D50形 日本の日立製作所製 大正15年から製造された貨物用蒸気機関車で輸送力を飛躍的に高めた機関車です。

●C51形 日本の汽車製 昭和2年に登場した超特急「燕」を牽引した旅客用蒸気機関車です。東京、大阪間を8時間20分で結びました。

●C53形 日本の汽車製 昭和3年製造で、国産唯一の3シリンダーを持つ大型の旅客用蒸気機関車です。

●C11形 日本の川崎車輌製 昭和10年に製造されたローカル線や構内入れ換え用として活躍した機関車。

●C55形 日本の川崎車輌製 昭和10年から製造された中型の旅客用蒸気機関車でC54形の改良型機関車です。

●D51形 日本の川崎車輌製 昭和11年から1115両も製造された大型の貨物用蒸気機関車。愛称は「デゴイチ」と呼ばれ日本でもっとも有名な機関車です。

●C57形 日本の川崎車輌製 昭和12年製造で現在もSL「やまぐち」号で活躍する優美なスタイルの旅客用蒸気機関車です。

●D51形 日本の国鉄浜松工場製 昭和13年製造の日本を代表する蒸気機関車です。

●C58形 日本の汽車製 昭和13年から製造され、ローカル線の旅客・貨物用として活躍した機関車です。

●C56形 日本の川崎車輌製 昭和14年から製造された小型の蒸気機関車で、旅客・貨物用で活躍した機関車です。

●B20形 日本の立山重工業製 昭和21年製造で設計は、戦時中におこなわれた小型の蒸気機関車で、構内入れ換え用として活躍しました。

●D52形 日本の三菱重工業製 昭和21年当時で、日本最大の貨物用蒸気機関車で戦時中の石炭輸送に活躍しました。

●C59形 日本の日立製作所製 昭和21年製造の大型の旅客用蒸気機関車で、主に東海道本線や山陽本線で活躍しました。

●C62形 日本の日立製作所製 昭和23年当時、日本最大の旅客用蒸気機関車でD52形のボイラーを流用して製造されました。

●C62形 日本の日立製作所製 昭和23年製造の日本を代表する旅客用蒸気機関車で、特急「つばめ」で活躍しました。

●C61形 日本の三菱重工業製 昭和23年製造で、自動給炭装置が初めて採用された大型の旅客用蒸気機関車です。

●C62形 日本の川崎車輌製 昭和23年当時、日本最大の旅客用蒸気機関車で、東海道本線や山陽本線で活躍しました。

電気機関車

●EF52形 日本の日立製作所製 昭和3年製造の国産初の大型の直流電気機関車です。

●EF58形 日本の東京芝浦電気製 昭和33年製造の戦後を代表する旅客用の直流電気機関車です。

●EF65形 日本の川崎車輌・川崎電気製造製 昭和40年から製造された直流電気機関車。全国で活躍しました。

●EF81形 日本の日立製作所製 昭和49年製造で、大阪から青森までの直通運転を可能にした交直流電気機関車です。

●EF66形 日本の東洋電機製造・川崎重工業製 昭和49年当時に東海道本線や山陽本線の高速貨物列車で活躍した直流電気機関車です。

ディーゼル機関車

●DD54形 日本の三菱重工業製 昭和46年に西ドイツ製のエンジンと液体変速機を採用したディーゼル機関車です。

●DD51形 日本の日立製作所製 昭和47年に全国で活躍した液体式ディーゼル機関車で、国鉄の無煙化に貢献しました。

新幹線電車

●0系21形 日本の日本車輌製造製 昭和39年の東海道新幹線開業時の車両。世界初200km/hでの営業運転を実現しました。

●0系16形 日本の日本車輌製造製 昭和39年の東海道新幹線開業時に活躍した0系新幹線電車のグリーン車です。

●0系35形 日本の日本車輌製造製 昭和39年の開業時に活躍した0系新幹線電車のビュフェスタイルの食堂車です。

●0系22形 日本の日本車輌製造製 昭和39年の開業時に活躍した0系新幹線電車の先頭車。現在車内は展示室となっています。

●100系122形 日本の日立製作所製 平成元年以降に0系新幹線電車の後継機として活躍した新幹線電車です。日本のバブル期の象徴でもあります。

●500系521形 日本の川崎重工業製 平成8年に当時世界最速の300km/hでの営業運転を実現した新幹線電車です。

電車

●クハ86形 日本の日立製作所製 昭和25年に戦後初の長距離電車として登場。東海道本線や山陽本線で活躍しました。

●モハ80形 日本の日立製作所製 昭和25年に戦後初の長距離電車として登場。「湘南色」と呼ばれる塗色が特長の電車です。

●クハ103形 日本の日本車輌製造製 昭和39年に登場した国鉄を代表する通勤型電車です。

●クハネ581形 日本の日立製作所製 昭和43年製造の座席と寝台で両用可能な設備をもった世界初の特急用交直流電車です。

●クハ489形 日本の東急車輛製造製 昭和46年の国鉄を代表するボンネット型の特急用交直流電車です。

気動車

●キハ81形 日本の近畿車輛製 昭和35年に登場した国鉄初の特急用ディーゼルカーです。

客車

●スシ28形 日本の日本車輌製造製 昭和8年の戦前に製造された食堂・2等座席の合造車から改造した食堂車です。

●マロネフ59形 日本の国鉄鷹取工場製 昭和13年の戦前に製造された皇室・貴賓客用の寝台客車で、1・2等の合造車です。

●オハ46形 日本の汽車製造東京支店製 昭和30年に、急行用客車を軽量化した客車で、国鉄末期まで活躍した客車です。

●ナシ20形 日本の日本車輌製造製 昭和45年から寝台特急「ブルートレイン」の食堂車として活躍しました。

●オロネ24形 日本の日本車輌製造製 昭和48年から寝台特急「あかつき」「彗星」などで活躍したプルマン式のA寝台車です。

●スシ24形 日本の近畿車輛製 昭和47年に寝台特急「トワイライトエクスプレス」用として改造された食堂車です。

●スロネフ25形 日本の富士重工業製 昭和50年に製造の寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用のA個室車です。

●カニ24形 日本の新潟鐵工所製 昭和50年製造の寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用の電源車で荷物室を併設していました。

●オハ25形 日本の富士重工業製 昭和52年に製造された寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用客車です。

貨車

●ワム3500形 日本の日本車輌製造製 大正6年から使われた大型貨車で、昭和30年代後半まで多く使用されていました。

●ヨ5000形 日本の川崎車輌製 昭和34年製造の最初のコンテナ特急「たから」号の乗務員用車両として使用されました。

最後に

いかがでしたか。日本最大の鉄道博物館が誇る、展示車両の数々は。我が国の鉄道の初期から現代までの軌跡を車両によってなぞってきました。それぞれの車両からいろいろな時代を感じることができますので、ぜひあなたも鉄道博物館に行ってそのすばらしさを体験してみてくださいね。それでは。


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